トップページ南風の里ニュース目次>04.9.17梅干の天日干し

南風の里ニュースです。『梅の天日干し』の巻 04.9.17版
 朝夕すっかり涼しくなってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

  この時期の梅の作業と言えば、そう『天日干し』です。6月に収穫・塩漬けされた梅たちを、8〜9月にかけて天日干しにします。その様子を一緒に見てみましょう(^_^)/
まずはザルで塩漬けされた梅をすくいます。 眠りから起こされた申年の南高梅たち
まずは塩漬けされた大きな樽から、ザルですくいます。
モデルは当園代表の上門庄亮です。
眠りから起こされた申年の南高梅たち。
この時、ある程度きれいに並べるのがコツです。
軽く水洗いをして均等に並べます。 ・軽く水洗いをしつつも、均等に並べていきます。
・下の写真のようにザルを重ねていきますが、ちゃんと梅に当たらないような構造になっているのです。

・モデルはKANTAさん。なんと、上門庄亮のお姉さんのだんなさんです。ちなみに歳は70を越えていますが、バリバリの現役です。(^。^)
並べ終わったザルを重ねていきます。
梅の天日干しの様子 ・そして、ザルを並べ3〜4日間『天日干し』にします。

・この天日干しにより、梅の薬効成分や保存性、そして風味までもがUPするのです。『梅干』と言う名前なので、天日干しをした梅だけが本物の『梅干』なのです。

天日干しは干し過ぎてもダメ!! 
気温や晴れ具合によるので、その見極めが大切です。

・下の2枚の写真、左は干し始め、右は1日たったものです。ほんの〜り赤く色付いているのが分かります。太陽の力ってすごいですね。

・2日程たったら梅を裏返し、まんべんなく日光を当てます。
干し始めの梅 天日干しでほんのり色付いた梅
      干し始めの梅です。     1日でほんのりと赤く色付いています。

天日干しの梅はどんなタイミングで取り込むのか? 天日干しのポイントは?
ご家庭で梅を漬けている方は必見です!!
↓↓↓
 梅の天日干しが始まりました!! 06.8.3版

梅干の撰別の様子
【梅干の撰別】の様子


・左の写真は天日干しの終わった梅干を撰別しているところです。ここで、皮の破れたものやキズのあるものなどはハネられます。

・ちなみに、この写真の左は上門庄亮のお姉さん、右は同じく娘です。

・この梅の加工場ですが、掃除が行き届いて非常にきれいにしています。いつ行っても床がピカピカです。
撰別され樽に入れられた梅干 4Lの立派な梅干
撰別され樽に入れられた梅干たち。
等級・サイズごとに分けられています。
 これは4Lの梅干です。この写真を見ているだけで唾液が出てきてしまいます。(手のモデルは、by HIRO)
樽の中で熟成される梅干  こうして【申年の梅】たちは梅干へと成長し、さらなる進化を遂げるためにしばし眠りにつくのです。

 来年皆さんに会えるのを楽しみにしながら・・・・。 
 

 おやすみなさい梅干たち(-_-)zzz
この樽の中で約1年間熟成されます。
by HIRO

 
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