トップページ南風の里ニュース目次>06.12.5版 2006年度産 紅俺ん路みかん・宝珠収穫開始

南風の里ニュースです。
2006年度産 紅俺ん路・宝珠 収穫開始 06.12.5版
珍しい(?)雨の日の紅俺ん路みかん
雨の日の紅俺ん路みかん(11月下旬)
2006年度産の紅俺ん路は裏年です
 
 12月に入り、いよいよ今年も紅俺ん路みかんの収穫・出荷が始まりました!!

 今年度の紅俺ん路みかんは収量の少ない裏年に当たり、昨年の6割くらいを予想しています。
 また今年は新たな栽培方法にも取り組みましたので、収穫風景とあわせてご報告します。

味を落とさずに、できるだけ・・・。
 紅俺ん路みかんは糖度を上げるために、水を切って、摘果を少なめに一本の樹にたくさん実を付ける、という栽培方法をやってきました。そのため、糖度は高いが小さな小玉みかんがたくさん出来て、紅俺ん路=小さな紅いみかん、というイメージができるほどでした。
これでS〜M玉くらいでしょうか?
 キトサンや酵素などの葉面散布も行い、今年も美味しいみかんになりました!! 
 いつもの年より小玉の割合が少ないような感じです。
 今年は『味を落とさずに、できるだけ大玉のみかんを作る。』という、相反することにチャレンジしてみました。
 みかんを大きくするには水分を多くやれば簡単に大きくなります。しかし、その水分がある一線を越えると、みかんは急激に味が悪くなる性質があるのです。一度越えるとその年はもうOUTです。そのギリギリの線を見極めるため、細心の注意を払い、細かくみかんの樹を観察して、適期に必要な手を打ち、また天候とも相談しながら、この一年やってきました。
 その甲斐あって、今年も美味しいみかんが出来ました。\(^o^)/

「子供の学校の友達の親もホームページ見てるから、綺麗に写してよ。」 by TERUちゃん。まっ、カメラマンの腕もいいし、デジカメの性能も良いので、大丈夫でしょう。(^^ゞ
「子供の学校の友達の親もホームページ見てるから、綺麗に写してよ。」 by TERUちゃん

知らない人がくるとスッ飛んでくるし、みかんも食べない賢いワンちゃんです。
みかんを獣害から守る紀州犬の『チャッピー』
栽培担当者に聞いてみました。
 紅俺ん路みかん栽培担当のMAKOTO夫婦です。カメラと腕は問題ないので、バッチリ綺麗に写っていますね。(^^ゞ
 
 さて、MAKOTOに今年の紅俺ん路みかんについて聞いてみると、
「今年は1月の寒波で樹にかなりのダメージを受けていたので、樹勢が回復するか、というのがかなり心配でした。その割にはそこそこ花も咲き実にもなって、今年も美味しいみかんになって良かったですね。酸切れも良いので、非常に食味の良いみかんになっています。ただ、この地域は最高で1時間に110mmというような集中豪雨が3回も来たのと、11月に雹(ひょう)が振ったので、外観はいつもの年より悪いですね。小玉の割合は少ないですが、味を落とさずに大玉のみかんを作るのは、非常に神経を使いました。あと『宝珠』はぜひ一度食べて欲しいですね。」

 ということで、今年の紅俺ん路・宝珠をよろしくお願いします。m(__)m

ところでっ!!
主枝別摘果された紅俺ん路。2006年11月上旬撮影。
主枝別摘果された紅俺ん路の樹。今年の11月上旬。
主枝別摘果の2年目は?
 昨年から試験的に取り組んでいる『主枝別摘果』の2年目の様子です。
 赤い枠の方が昨年全摘果した枝で、今年はたくさん実を付けています。青い枠の方は今年全摘果した枝で、昨年はたくさん実を付けていました。
 まだ2年目ですが、この摘果方法は紅俺ん路の樹と相性が良いようで、通常の摘果を行った樹のみかんよりも糖度は高めで、なおかつ隔年結果対策にもなりそうです。
 上手くいくといいですね。

収穫の様子などもご覧下さい。
タイベックマルチを巻き上げて、収穫準備OKです!!
収穫直前の紅俺ん路みかん
収穫中のKIWAちゃん。「もう顔がニヤけていまうわっ。」
「もう顔がニヤけてしまうわっ。」
まだまだ元気です。KIWAちゃんにつづいてカメラを向けると、「やっぱり僕も写すんですか・・・。」
「やっぱり僕も写すんですか・・・」

『空と紅俺ん路』!?
題名は『空と紅俺ん路みかん』・・・!?(;一_一)



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