朝夕すっかり涼しくなってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この時期の梅の作業と言えば、そう『天日干し』です。6月に収穫・塩漬けされた梅たちを、8〜9月にかけて天日干しにします。その様子を一緒に見てみましょう(^_^)/
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まずは塩漬けされた大きな樽から、ザルですくいます。
モデルは当園代表の上門庄亮です。 |
眠りから起こされた申年の南高梅たち。
この時、ある程度きれいに並べるのがコツです。
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・軽く水洗いをしつつも、均等に並べていきます。
・下の写真のようにザルを重ねていきますが、ちゃんと梅に当たらないような構造になっているのです。
・モデルはKANTAさん。なんと、上門庄亮のお姉さんのだんなさんです。ちなみに歳は70を越えていますが、バリバリの現役です。(^。^)
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・そして、ザルを並べ3〜4日間『天日干し』にします。
・この天日干しにより、梅の薬効成分や保存性、そして風味までもがUPするのです。『梅干』と言う名前なので、天日干しをした梅だけが本物の『梅干』なのです。
・天日干しは干し過ぎてもダメ!!
気温や晴れ具合によるので、その見極めが大切です。
・下の2枚の写真、左は干し始め、右は1日たったものです。ほんの〜り赤く色付いているのが分かります。太陽の力ってすごいですね。
・2日程たったら梅を裏返し、まんべんなく日光を当てます。 |
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干し始めの梅です。 |
1日でほんのりと赤く色付いています。 |
天日干しの梅はどんなタイミングで取り込むのか? 天日干しのポイントは?
ご家庭で梅を漬けている方は必見です!!
↓↓↓
梅の天日干しが始まりました!! 06.8.3版
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【梅干の撰別】の様子
・左の写真は天日干しの終わった梅干を撰別しているところです。ここで、皮の破れたものやキズのあるものなどはハネられます。
・ちなみに、この写真の左は上門庄亮のお姉さん、右は同じく娘です。
・この梅の加工場ですが、掃除が行き届いて非常にきれいにしています。いつ行っても床がピカピカです。 |
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撰別され樽に入れられた梅干たち。
等級・サイズごとに分けられています。 |
これは4Lの梅干です。この写真を見ているだけで唾液が出てきてしまいます。(手のモデルは、by
HIRO) |
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こうして【申年の梅】たちは梅干へと成長し、さらなる進化を遂げるためにしばし眠りにつくのです。
来年皆さんに会えるのを楽しみにしながら・・・・。
おやすみなさい梅干たち(-_-)zzz |
この樽の中で約1年間熟成されます。
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by HIRO |
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