2007年度産 上門農園【紀州南高梅】天日干しの様子 |
7/27撮影。天日干し2日目の様子。 |
「お〜い、梅の天日干しが始まったから写真撮りにおいで。」と、当園代表の上門庄亮から電話がありましたので、取材に行ってきました!!
行ってすぐに思ったのが、「うわっ、でかっ。」
それもそのはず、ここに並べてある梅は全て4Lサイズとのこと。おや!?たしか5月の南風の里ニュースでは小粒傾向のはずでは・・・?
なんでも6月に雨が適度に降ったので、非常に生育が良く、最終的には3L以上の大粒の梅がたくさんできたとのこと。
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まんべんなく日光を当てる!! |
裏返された梅。網の跡がついています。 |
手作りの梅で一番“?”が多く難しいのは、この天日干しではないでしょうか。昔から天日干しの目安は3日3晩と言われていますが、ポイントは梅の水分量ですので、気温や湿度・梅の大きさなどにより調整が必要です。
写真の4Lサイズだと通常は2日干して裏返しているのですが、今回は日差しが強くカラッとした天気でしたので1日で裏返したそうです。 |
その他の天日干しのポイントは、『適度に間隔をあける』です。これは風通しを良くするのと、梅にまんべんなくお日様を当ててやる、というのがねらいです。
当園の経験上、日光に当たっていないところが紫蘇に染まりにくいとのこと。日本最高級の『もみしそ』をもってしても染まりにくいとは、やはり太陽の力は偉大です。
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天日干しは適度な間隔をあけて。 |
4Lサイズの南高梅とは、こんなにでかいのです。 |
天日干しの季節がやってきました。 |
さてさて、全国的にも梅雨が明けてこれから梅の天日干し、という方も多いのではないでしょうか。ぼくも勉強がてら3kg程の南高梅を塩漬けしているのですが、台風やらなんやらで、なかなか3日連続の晴れの日というのがとれません。
一応8/6(月・しかも大安)から予定しています。晴れるといいな。 |
天日干しは梅雨明け後の、日差しが強い日を選ぶ。 |
「なんだ、まだ天日干ししてないの?」「そんなの梅雨の晴れ間にやちゃったよ。」という声が聞こえてきそうですが、これでいいのです!!
梅の天日干しの適期は、梅雨明け後のカーッと日差しの強い日が良いのです。やっぱり日差しが強い時の方が、その後の色付きも違うとか。
ただし、天日干しはやり過ぎると皮も硬くなって美味しく出来ません。干し過ぎだけは絶対にダメです!!ご注意下さい。
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